ごあいさつ Message

公益財団法人深尾理工教育振興財団は、滋賀県の「環境に優しい工業の発展」を目標に掲げ、より多くの理工系学生を輩出するための教育振興、人材育成事業に寄与することを目的とした支援活動に取り組んでおります。

財団の発足時は、エネサーブ株式会社の代表取締役も兼任しておりました。このエネサーブ株式会社は昭和40年12月に大津市にて産声をあげ、それ以降は電力会社はもとより、国家的な悲願でもある電力負荷の平準化、さらに今はやりのコージェネレーション(熱電併給)システムによるエネルギーの有効利用などを柱として、全国的に展開しております。また、CO2(二酸化炭素)の抑制などによって、環境保全にも鋭意努力をしてまいりました。

平成13年8月27日付をもって東京証券取引市場第一部へ上場を果たさせて頂きましたが、それまでに至る企業の生い立ちから今日までの成功を振り返り、将来の我が国を背負う子供たちに自らの姿を重ね合わせ、「夢を託したい、故郷に恩返しをしたい」と思ったことが、この財団を設立したきっかけです。

設立以来、次世代を担う人材の育成のため、「理科系の教材等の寄贈・助成」「理工系高校の生徒に対する奨学金の支給」「理科・科学・技術・環境に関する勉強会への助成」を3つを柱とし事業を展開し現在に至っております。

これら3つの事業を行なうことにより、21世紀の環境インフラストラクチャーを担う者の育成を支援し、「琵琶湖と人の共生」を目指す豊かな環境作りに貢献したいと考えております。

創立者(故)深尾勲 写真

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